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日本酒の基本とは?初めての人にもわかる基礎知識


日本酒は、日本独自の発酵技術によって生まれる伝統的なアルコール飲料です。
日本の文化や食と密接に結びついており、祝い事や祭り、日常の食事など、さまざまな場面で親しまれています。
この記事では、初めて日本酒に触れる人でも理解できるよう、その基本的な知識をわかりやすく紹介します。

日本酒とは?

【米】
日本酒の主原料で、「酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)」という酒造りに適した品種が使われます。
【水】
日本酒の約80%は水であり、酒造りに適した軟水や硬水が使用されます。
麹:蒸し米に麹菌をふりかけて培養したもの。デンプンを糖に変える役割を担います。
酵母:糖分をアルコールと炭酸ガスに分解し、発酵を進めます。

特定名称酒と普通酒

日本酒は「特定名称酒」と「普通酒」に大別されます。特定名称酒は、原料や精米歩合などの条件を満たす品質の高い酒で、以下の8種類に分けられます。

  • 純米酒:米・水・麹のみで造られた酒。米の旨味を感じやすい。
  • 純米吟醸酒:吟醸造り(低温長期発酵)で造られ、香りが高い。
  • 純米大吟醸酒:さらに精米された米で造る。繊細で華やかな香り。
  • 吟醸酒・大吟醸酒:純米でない(醸造アルコール添加)。香り重視。
  • 本醸造酒:香味のバランスがよく、飲みやすい。

普通酒は、特定名称酒に該当しない一般的な日本酒で、価格も手頃です。

日本酒の味わいの違い

日本酒の味は、原料米、精米歩合、酵母、水、醸造法によって大きく異なります。代表的な味のタイプとして以下のような分類があります。

  • 薫酒(くんしゅ):フルーティーな香り、華やかな印象(吟醸系)
  • 爽酒(そうしゅ):軽快でさっぱりした味わい(本醸造など)
  • 醇酒(じゅんしゅ):米の旨味が濃厚(純米酒系)
  • 熟酒(じゅくしゅ):長期熟成で深いコクと複雑さ

飲み方のバリエーション

日本酒は冷やしても温めても楽しめるお酒です。飲用温度帯は大きく以下のように分かれます。

  • 冷酒(5〜15℃):香りやキレを楽しむ ・常温(20℃前後):バランスの良さ
  • 燗酒(30〜55℃):旨味が引き立ち、体にもやさしい

酒器にもバリエーションがあり、グラス、ぐい呑み、猪口(ちょこ)など、それぞれの味わいや香りの感じ方に違いがあります。

まとめ

日本酒は奥深い世界を持ちながらも、基本を押さえればぐっと親しみやすくなります。まずは自分の好みの味わいを知り、温度や器を変えて楽しんでみることで、その魅力をより一層感じることができるでしょう。

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